設計事務所に依頼される注文住宅では、オーダーメイドの造りつけ収納や棚などを作ることができます。ご希望やライフスタイルに応じて、収納の大きさ・位置・形状・素材等を自由に設定し、ご自身の生活にとって最適な収納が作れるところがメリットです。

 仏壇収納

この仏壇には、仏壇の上下にある収納棚と同じ素材を使った扉を付けており、例えば来客時などは扉を閉じて普通の収納棚に見せることができ、部屋全体の印象をシンプルできれいに見せることができます。

扉を閉じた状態                扉を開けた状態

 タンス収納

昔から使用している思い出のタンスや使い勝手のよいタンス。空間の印象に応じて、タンスを扉で隠したり、露出させて設置しています。
この例では、客間は人を迎えるために部屋の印象を大切にしたいので、客間に置いたタンスは扉の内部に隠しました。

扉を閉じた状態                扉を開けた状態

 布団・着物収納

建売住宅では収納を選ぶことは難しいですが、設計事務所に依頼するオーダーメイドのお家ではあらかじめ布団や着物の寸法・量を把握しておき、そのサイズや量、そして各お部屋に合わせた印象の素材で収納を設計することが可能です。
また、着替えを想定し、鏡もあらかじめ計画します。そんな小さな配慮ができることも、造りつけ収納のメリットです。

扉を閉じた状態                扉を開けた状態

 玄関収納

コロナ禍の今、外でウイルスが付着しやすい上着・帽子・カバンなどを収納できるスペースを玄関脇に作れば、ウイルスをリビングや寝室に持ち込む可能性を下げることができます。花粉対策としてもよいですし、「ステイホーム」で増えた宅配物や生協などの食品宅配サービスのボックス、ベビーカーや外あそび道具の収納場所としても使えます。

上部にハンガーラックを付けて上着や帽子などを掛けられるようにし、下部にはカバンや宅配サービスのボックスを置けるスペースを作りました。(扉を閉めて目隠しができるようになっています。)