閑静な郊外の住宅地に日常生活の中にリゾートホテルのようなゲストをおもてなしする空間や癒しの空間を要望としていただきました。
生活の器としての住まいだけでなく、リラックス感や高級感、演出感そして周囲の建物からのプライベート性を重視して設計した住まいです。
リラックスできる空間を作るために、間接照明を使用して柔らかな光を演出し、壁や床には落ち着いた色合いの素材を使用し、また石やタイルを使用して高級感を持たせました。
室内の各シーンやシーンの展開を大切にし、そこで生活する方々がの会話が聞こえてくるような、生活のシーンを具体的にイメージしながら空間を考えました。
(こちらのお家は、住宅雑誌「Modern Living No.257」に掲載されました。)

(2020年竣工 埼玉県熊谷市)

照明や床や壁の仕上げを丁寧にデザインするだけでなく、そこに飾るアートを想定し、リゾートホテルのようなゲストをおもてなしする空間のリビングにしています。

外部テラスとの一体感を大切にしたリビングです。テラスには塀を設け、プライベート性に配慮しています。
リビング、ダイニング、キッチンを合わせ28帖の広さです。休日、家族でゆったりと過ごす時間やゲストを招いておもてなしする空間として、多用途な展開を想定しています。
ダイニングとキッチンは少しトーンを落とした壁とし、リビングの白壁との対比を強調しています。リビング空間を一層、開放的に感じる工夫です。
ダイニングはキッチンと視線をつなげつつ、独立したダイニングとしての個室感を演出しています。
キッチンとダイニングを格子で仕切りました。
キッチンから、ダイニングやリビングへの視線をつなげています。各空間との連携を高め、司令塔としてのキッチンとしました。
冷蔵庫や収納などキッチンの素材も、家全体の素材と調和するように提案しています。
この家のファーストインプレッションとなる玄関です。壁の素材や色、照明の照らし方による演出性を大切にデザインしました。
階段は光を透過し、奥の空間のみえるストリップ階段としています。
玄関の先にある空間として、玄関ホールは白い壁を基調として、トップライトのある二層吹き抜けとし、パッと広がり明るく開放感のある空間を提案しました。
ベッドルームは天井を折り上げて明るくすることで開放感を感じ、間接照明とすることで柔らかく包み込まれるような印象にしています。
寝ることを目的とするために窓を小さく絞り、最低限の明かりとしています。
ウォークインクローゼットです。服をディスプレイする楽しさ、その日の気分に応じて服を選ぶ楽しさを提案しています。
浴室です。仕切りをガラスにすることで、浴室と洗面室が一体となった広がりのある空間にしています。
窓の外の植栽の緑や間接照明の柔らかい光を取り込み、
浴槽に入った時に癒される空間にしています。
リビングに招いたお客様の利用するレストルーム。演出性を大切にしつつ、メイクアップに最適な光とするため、照明を昼光色に近づけています。
和室は家全体と調和した雰囲気とするため和モダンの印象にしました。間接照明の他、畳や和紙壁紙等、視覚的かつ素材的に柔らかい空間を提案しました。
3階への階段をストリップ階段とし、窓からの明るさを確保しつつ奥の空間を見せることで、開放感を演出しています。
多目的ルームです。クライアント様の趣味を叶えるための空間としています。
テラスには木陰で佇むためのベンチを計画しました。
テラスは天気の良い日には屋外リビングとして、様々なアクティビティに利用できます。
白の塗り壁、ウッドシャッター、石積調の壁(手前)、と各素材の対比を活かした外観の構えにしています。
玄関ホールから愛車を眺めることのできる窓です。
機能的な明るさとしてだけでなく、愛車を演出的に見せるための照明としてスポットライト等を提案しました。
各素材の対比を強調する照明を提案しています。
ほんのり明るい照明を提案しています。家に帰る人をそっとやさしく迎えます。

設計データ

建設地: 埼玉県熊谷市 竣工年: 2020年
用途: 住宅構造: RC造3階建て
規模: 275.22㎡施工: (株)時田工務店
設計・監理: 島田義信建築設計事務所